校友会総会の報告
 
校友会奨学金及び夏の体験入学のご案内
 
母校からのお知らせ
 
インターシップ
 
  ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業生 河瀬直美監督「殯の森」 カンヌ国際映画祭でグランプリ獲得!

ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業生であり、第60回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門において最高賞(パルムドール)に次ぐグランプリを受賞した「殯の森」の監督である河瀬 直美監督の特別講演会を校内で開催されました。

今回の作品において河瀬監督は自らの出産・介護の経験をもとに、生きることと隣り合わせにある死、その死をどのように受け止めるのかを描きました。そして作品について「私たちが今、大切にしなければいけないことを発信できたのでは」と話しました。

学生との質疑応答では「次回作については」、「キャスティングで大切なことは」などの質問に河瀬監督がアドバイスをし、「人は形あるものでは満たされない。自分の中に支えを見つけた時、一人の自分として立っていけるんだと思う。」と学生たちに語りかけました。

「殯の森」:妻を亡くした認知症の男性と子供を亡くした介護福祉士の女性 「殯の森(もがりのもり)」は老人介護がテーマで、30年前に妻を亡くした認知症の初老男性が暮らすグループホームに介護福祉士(尾野)がやってきて、2人で妻の墓参りに行くストーリー。


殯の森
7/7(土)〜 シネ・ヌーヴォにて公開
配給:組画